こんにちは。みき(@mikimon_jp)です。
9月の中旬に1週間程オタワに行っていました。観光で行った訳ではないのでいくつも観光地を巡ることは出来ず残念でしたが、いくつかみて回る事が出来ました。
今回はノートルダム聖堂(Cathedral-basilica of Notre-Dame)についてです。
※画像は全てクリックで拡大できます。
まずはじめに・・
オタワのノートルダム聖堂について
オタワにはいくつもの教会を見ることが出来ますが、こちらの教会はオタワの教会の中でも一番大きく古い教会です。1885年に建てられたゴシックリバイバル様式の建築で豪華絢爛です。(これについては下で簡単にお話しします。)ちなみにカナダの国定史跡でもあります。
日本では中々見る事のなかった建築様式にとても心惹かれました!そこで・・
ゴシックリバイバルってなんぞや?
ゴスロリとかゴシックファッションって言葉は知っているかと思います。イメージ的には血の赤や闇の黒のようにダークな色、暗いイメージを連想をさせると思います。しかし、元々中世で始まったゴシック様式は信仰、天国や神、平和の象徴でした。そのため使われる色も鮮やかなものが多かったよう。全くイメージが違いますね!
「じゃあなんで現代のゴスロリのイメージになったのか?」っていうと、1764年にイギリス初代首相の三男がこのゴシック様式のお城で起こる殺人事件の小説を出版しそれがベストセラーに。そこからゴシック=ダークなイメージが定着したようですね。現代のサブカルチャーの元になっていると思うと少し身近に感じるのではないでしょうか。
とにかく、元々のゴシック様式とは人々に希望を与えた建築様式だったんですね。ゴシックリバイバルとはその中世ゴシック様式の建築、装飾を復興させよう!っていう動きのことなんです。
名前の由来
ディズニーの「ノートルダムの鐘」でもおなじみのこの名前。フランス語で「私たちの貴婦人」聖母マリアを指し、ノートルダムが名前についている教会は世界各地のフランス語圏の都市に建てられたようです。
そうして作られたオタワのノートルダム聖堂。では行ってみましょう
正面入り口付近です。
青空が似合いますね〜♫
中に入ってみます。
でーん!!
どうですか?私はあんまり写真のセンスはないんですが、画像加工をしなくてもこの迫力。実際にこういった建築の教会は見た事がなくただただその作りに感動しました。全体が爽やかな青で彩られていてギラギラしすぎず爽やかな感じがいいですね。中はすごく静かで独特の神聖な空気感があります。
もう少し近づいてみます。
こちらは祭壇です。
向かって教会の左側面にはいくつかの彫刻が。右側面にも違った種類の彫刻がありました。
彫刻にも言える事ですが、内部には本当に細かい装飾が施されていてつい時間をかけて見ていたくなりますね。
窓は全てステンドグラス。柄もそれぞれ違っています。それ自体の美しさもさる事ながら、なんだかストーリー性を感じずにはいられない仕上がりになってます。これを1885年当時の人達が建設していた所を想像すると感慨深いものがありますな。
時間がなくパーッと見て回っただけになってしまい、後から知ったのですが、この教会の祭壇の対面には7000本ものパイプを使ったパイプオルガンが置かれているとの事。不覚にも気づきませんでした。うぐ。見たかった・・
まとめ
(今回は時間がありませんでしたが)チョロっと寄っただけでもその圧巻の美しさを満喫できましたし、場所も他の観光スポットととても近く徒歩圏内なので、オタワ観光に来たなら必ず寄っておくべきスポットの一つだと思います。(カナダの国立美術館は真正面にあります。)
ちなみにオタワ滞在中考え込んでしまう出来事があり、そんな時に夜教会に行き(他の教会ですが笑)考え事をしていたら心がすごく落ち着きました。(教会や寺院など)神様に縁深い場所にはなんだかスピリチュアルな力があるのかもしれない・・と思ってしまった。
ABOUT ノートルダム聖堂
住所:385 Sussex Dr, Ottawa, ON K1N 1J9
料金:無料
聖堂は毎日開いていますが、ミサなどが行われる日は見学ができません。特に日曜日はミサが多いです。
ウェブサイトでミサの時間が確認できますよ→https://www.notredameottawa.com/